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SEA-GOTO 〜海のシゴト ガイドブック〜


すごいぞ!ニッポンの海運!

 日本は、国土面積の約12倍の海域を有する世界有数の海洋国家です。この島国に暮らす私達の生活は「海運」によって支えられています。機械をはじめ工業生産品の輸出は日本のものづくりを支え、国民の豊かな生活に必要な衣・食・住を支える資源は輸入によって支えられています。


外国と結ぶ「外航海運」。国内をつなぐ「内航海運」。

 日本と外国との間を、船で物や人を運ぶのが「外航海運」です。日本は、原油、天然ガスなどのエネルギー原料、鉄鉱石などの工業原料、小麦や大豆などの食料を海外からの輸入に頼っており、その貿易量(輸出入合計)の約99.6%は船が担っています。


輸送機関別シェア(2016年トンキロベース)

 船で国内の港から港へ貨物を運ぶのが「内航海運」です。日本では昔から船による物資輸送が盛んに行われ、現在は6,000隻余りの内航船が港と港を網の目のように結んでいます。国内貨物の主な輸送機関は、トラック・鉄道などがありますが、船を使った内航海運は、国内貨物輸送の約4割、また、鉄鋼・石油製品・セメントなどの産業基盤物資輸送の約8割を担っており、日本における国民生活や経済活動を支える基幹的輸送インフラとして、大変重要な役割を果たしています。


 日本国内で人を運ぶ船もあります。「国内旅客船」もあります。
旅客船には、自動車を運ぶフェリー、高速船、水中翼船、一般旅客船などさまざまなものがあります。そのほかに、観光地などでの遊覧船、レストラン船、川下りなどがあり、屋形船、グラスボートなどいろいろな船が使われています。
特に離島と本土を結ぶ旅客船は、島で暮らす人たちにとって唯一の移動手段・生活物資の輸送手段として、非常に重要な役割を果たしています。

 

こんなにある船の種類



 

船の最高責任者「船長」



 船の最高責任者が船長です。船長は船の知識や操船技術だけではなく、船員をまとめるリーダーシップやコミュニケーション能力、そして安全を遵守するための判断力などあらゆる面で高い能力が問われる職種です。船長になるためには国家試験である「海技士」の資格を取得し、一等・二等・三等とある航海士の等級があがることで船長として認められる必要があります。

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海上を行き交う船の
運航管理を行う「航海士」



 航海士は、航海中、交代で24時間各々が決められた時間に甲板部員と一緒に航海当直(見張りや操船など)の業務を行います。現場での指揮命令は航海士が行い、荷物の積み下ろしの確認や貨物の管理、船の整備など幅広く担当する重要な役目を担います。航海士には一等・二等・三等の等級があり、国家試験である「海技士」の資格を所有する必要があります。

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エンジニアたちのリーダー「機関長」



 機関長は、船を動かすエンジンをはじめ、さまざまな機械、装置の運転管理などを行う「機関部」の責任者です。機関士のすべての業務が安全かつスムーズに行えるよう、機関から職場の環境にいたるまで気を配ります。

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船のエンジニア「機関士」



 船にはエンジン・ボイラー・発電機など様々な機械や装置が搭載されています。これらの管理・メンテナンスを行うのが「機関士」です。機関士には一等・ 二等・三等の等級があり、国家試験である「海技士」の資格を所有する必要があります。

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出典:海の仕事.com
http://www.uminoshigoto.com/